会社紹介

一期一会のものづくり
屋久杉と生きる

木肌や木目の魅力を引き出し、
屋久杉が生き続ける家具を生み出す職人「古典木工」。

現在世に出回っている屋久杉は、土埋木(どまいぼく)と生木(せいぼく)の2つに分けられます。
土埋木という言葉は馴染みがないかもしれません。楠やケヤキなどの木材で土中に埋まっていたものは、土埋木や神代(じんだい)と呼ばれています。ところが、屋久杉の場合は、江戸時代に伐採された屋久杉が搬出されず、そのまま土の上に放置された倒木を指します。使いやすい部分だけを年貢として納めていたので地上2m程度のところから伐採、大地にしっかりと根を張った切り株は使い道がなく放置されました。
その切り株は現在でも残っており、屋久島の自然休養林を散策すれば、苔に覆われ草木の生い茂った巨大な古い切り株をみることができ、屋久島の森に独特な景観を生み出しています。
今日では伐採も土埋木の競りも禁止されていますが、古典木工では多くの原木を大切に保管していました。

原木を仕入れ、乾燥から木取りまで
一貫して自社で行えるので、
素晴らしい木目の製品をお届けできるのです。

屋久杉は俗に「一寸百年」といわれるほど年輪が詰まっています。木取りのしかたによって杢のあらわれ方が大きく変わり、それを予測し、木取りのしかたを考えるのは職人の腕次第です。
泡瘤、光明、虎杢、縮れ、笹杢、蓮根など木取りに加え、屋久杉ならではの表情を出すためには加工が難しく、手間もかかります。まさに職人の腕次第。時代に左右されず、屋久杉が生き続ける家具を作る。それが古典木工です。

動画で仕事紹介

木取り作業

彫刻作業

組み立て作業

削り出し作業

磨き作業

塗装作業

検品作業

「古典木工の商品を選んで良かった」と喜んでもらえることを大切にして仕事をしています。


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