屋久杉の虚を利用した小型の飾り棚です。3つのパーツで組み上げられており、様々な用途にお使いいただけます。1本の屋久杉の古木の朽ち果てた部分と生きていた部分をそのまま使い、樹皮の部分や板にした部分を組み合わせて飾り棚にしました。屋久杉は幹の凹凸がの激しく、利用できない巨木として打ち捨てられているものも少なくありません。扱いにくい表情豊かな屋久杉を職人の技が自然の息吹を感じるインテリアへと昇華させます。樹齢が千年を超える屋久杉の場合、年月がたつと根元の中心部分は時間がたちすぎて分解が進み、大きな洞となる場合があります。この大きな虚の入り口から屋久島の森の息吹が流れ出してくるようです。
● 引き戸の中も全て屋久杉です
● 背面も全て屋久杉です
● 長い月日に育まれた屋久杉ならではの表情です。
細部に目を凝らすごとに新しい発見があります。