屋久杉の貴重な泡瘤材を自然のそのままの姿を眺めて楽しめるように灯篭にしました。瘤の発生場所は根っこや木の中腹部など様々です。そもそも瘤は、樹に菌が入り、抗体が菌と戦うことで出来るとされています。
瘤といっても固まりばかりではありません。空洞になっているもや木肌の表面を広く覆っているものもあります。その造形の面白さを楽しんでいただける一品です。
特に屋久杉の泡瘤には特徴があり、瘤の中に水面に発生する気泡の様だと思い、泡と呼び始めたとも言われています。屋久杉の泡瘤には100近くの種類があるそうです。全ての泡瘤は表情が違うので、この美しさに惹かれて止まないという方が大勢いらっしゃいます。
● 瘤のカタチが複雑なため、生み出される影も独特です。
● 自然のままの樹木の表情を生かしました。
● 花台も瘤を輪切りにしたものです。これほどの大きさのものはとても珍しいです。